「お月さんのシャーベット」「おひさまパン」「お月さんのシャーベット」 ペク・ヒナ (著), 長谷川義史 (翻訳), ブロンズ新社 (2021/6/3) 暑くて寝苦しい夏の夜。 あまりの暑さにお月さまが溶けてきてしまう。 おばあちゃんは溶けた月の雫でシャーベットを作り みんなに1つずつ配る。 「おひさまパン」 エリサ...
「月にトンジル」「午前3時に電話して」「月にトンジル」佐藤まどか (著), 佐藤真紀子 (イラスト) 幼少期からいつも一緒に遊んでいた男女4人。 小学6年の途中でダイキが、親の転勤にともない遠くへ引っ越す。 残った3人になると話は続かず、一緒に遊ぶことも減り、ぎくしゃくしていく。 「午前3時に電話して」小手鞠...
「イマジナリーフレンドと」「見知らぬ友」「イマジナリーフレンドと」 ミシェル クエヴァス (著), 杉田 七重 (翻訳), 小学館 (2019/4/17) 自分が、“子どもの想像上の友だち”であることを知ったジャックはショックを受け 「見えない友だちの会」に参加したり「職業安定所」に行ったり...
「キャンドル」「サマークエスト」「キャンドル 」村上 雅郁 (著), フレーベル館 (2020/12/11) 蛍一の身に起こった怪奇現象の謎を 親友の翔真とともに探る過程で お互いのことを大切に思いながらもままならない状況に葛藤する。 「サマークエスト」, 北山千尋 (著), フレーベル館...
「ムカムカ! “いかり”は あばれんぼう」「かなしみがやってきたらきみは」「ムカムカ! “いかり”は あばれんぼう」 ささき みお (イラスト), まつまる みき (監修) 少年写真新聞社 (2020/10/16) 心の中にあるいろいろな「きもち」が擬人化されている。 なかでも、ムカムカした時に巨大化して暴走する...
「パンツ・プロジェクト」「いろいろいろんなかぞくのほん」「パンツ・プロジェクト」 キャット・クラーク (著), 三辺 律子 (翻訳), あすなろ書房 (2017/10/27) 女の子、女子、娘、お嬢さん…と呼ばれることに違和感を持つ中学生のリヴ。 家には母さんとマンマと弟がいる。...
「あめかっぱ」「雨、あめ」「あめかっぱ」 むらかみさおり (著), 偕成社 (2020/6/5) 雨の日に留守番をしていたなおちゃんの家に カッパがやってきてピクニックに行くことになる。 しっとりと濡れた森のなかで、雨の日ならではの体験をする。 「雨、あめ」 ピーター・スピアー (著), 評論社...
「れいとレイ」「となりのアブダラくん」「れいとレイ: ルック アット ザ ブライト サイド(Look at the bright side)」 うちやま ともこ (著), 岡山 伸也 (イラスト),絵本塾出版 (2020/8/27) アメリカから来て1年間、日本で暮らすことになった男の子レイと...
「紙ひこうき、きみへ」「とおいまちのこと」「紙ひこうき、きみへ」 木内 達朗 (イラスト), 野中 柊 (著), 偕成社 (2020/3/25) シマリスのキリリのもとに、ミケリスのミークから紙ひこうきの手紙が届く。 初めて会ったふたりは、昔からの友だちのように仲よく過ごすが ある日ミークは旅に出てしまう。...
「ぜったいぜったい ひみつだよ」「ひみつだからね」「ぜったい ぜったい ひみつだよ」 アナ・カン (著), クリストファー・ウェイアント (イラスト), 木坂涼 (翻訳) ほるぷ出版 (2017/4/20) カエルなのに○○が苦手…ということに 劣等感を持ち、秘密にしている男の子。...
「あたし、うそついちゃった」「エイドリアンはぜったいウソをついている」「あたし、うそついちゃった」 ローラ ランキン (著), Laura Rankin (原著), せな あいこ (翻訳) 評論社 (2013/12/1) ルースはとっさにウソを言ってしまった後悔を 小さな胸にしまい切れずに、とうとう溢れてしまう。...
「クララとお日さま」「AIロボットひと月貸します」「クララとお日さま」 カズオ・イシグロ (著), 土屋 政雄 (翻訳), 早川書房 (2021/3/2) 「AF(人工親友・AIロボット)」のクララは病弱な少女に購入される。 クララは、観察と学習と推測によって 自分にできることは何かを真摯に考え、行動する。...
「スマホをひろったにわとりは」「嘘吹きネットワーク」「スマホをひろったにわとりは」 ニック・ブランド (著), いしだみき (翻訳) マイクロマガジン社 (2020/7/17) 礼儀正しく親切なあいさつをしてくれる「まほうのはこ」の中の「ともだち」。 コミュニケーションが楽しくて、昼夜を問わず「まほうのはこ」に夢中なにわとり...
「このままじゃ学校にいけません」「ナイアル」「このままじゃ学校にいけません」 ベン ブラッシェアーズ (著), エリザベス バーグランド (イラスト), 福本 友美子 (翻訳) 犀の工房 (2019/9/21) できないことやわからないことばかりのエディは 別のものになりきることでやり過ごす日々。...
「ドーナツの歩道橋」「ボーダーレス・ケアラー」「ドーナツの歩道橋」 升井 純子 (著), ポプラ社 (2020/3/26) 女子高生が祖母の介護に直面して 家族への愛憎入り混じる心の葛藤を描く。 「ボーダレス・ケアラー: 生きてても、生きてなくてもお世話します」 山本悦子 (著), 理論社 (2021/5/25)...
「ロイヤルシアターの幽霊たち」「さいごのゆうれい」「ロイヤルシアターの幽霊たち」 ジェラルディン マコックラン (著), 金原 瑞人 (翻訳), 吉原 菜穂 (翻訳) 小学館 (2020/10/15) 同じ街で様々な時代に死んだ、 本当はまだ死にたくなかった幽霊たちが 生きていた頃のことを自分語りする。...
「ブラックホールの飼い方」「色どろぼうを探して」「ブラックホールの飼い方」 ミシェル クエヴァス (著), 杉田 七重 (翻訳) 小学館 (2020/10/7) 大好きなパパを亡くした少女が “ブラックホール”をペットにする。 ユーモラスで奇想天外な冒険譚を通して 喪失と向き合う健気な姿が胸を打つ。...
「迷子の星たちのメリーゴーラウンド」「春の旅人」「迷子の星たちのメリーゴーラウンド」 日向 理恵子 (著), 六七質 (イラスト), 小学館 (2021/3/19) 街に不可解な現象が続き、小中学校は休校が続く。 生きづらさを抱えた子どもたちが 廃墟となった遊園地に集められる。 遊園地に住んでいるという少女は...
「青の読み手」「あの本は読まれているか」「青の読み手」 小森香折 (著), 平澤朋子 (イラスト), 偕成社 (2021/2/10) 「あの本は読まれているか」 ラーラ・プレスコット (著), 吉澤 康子 (翻訳), 東京創元社 (2020/4/21) どちらも「1冊の本」をめぐるストーリー。...
「たまごのはなし」「ぼくは むくどりのヘンリー」「たまごのはなし」 しおたに まみこ(著), ブロンズ新社 (2021/2/19) 静かなキッチンで目を覚ました、たまご。 ずっと長いこと寝ていたような気がするが 本当のところはよくわからない。 とにかく、起きてみた。 起きてみたら、考え始めたし行動し始めた。...