「ドーナツの歩道橋」「ボーダーレス・ケアラー」


「ドーナツの歩道橋」

升井 純子 (著), ポプラ社 (2020/3/26)


女子高生が祖母の介護に直面して

家族への愛憎入り混じる心の葛藤を描く。



「ボーダレス・ケアラー: 生きてても、生きてなくてもお世話します」

山本悦子 (著), 理論社 (2021/5/25)


バイトとして祖母のケアを担う男子大学生。

死んだはずの飼い犬を通して

生と死の狭間にいる存在と交流する。


どちらも「ヤングケアラー」が題材。

どちらもカバーデザインが歩道橋。


前者は、主人公だけではなく「ケア」する家族や友人、「ケア」される側の葛藤も伝わってくる。

学校生活と折り合いをつけたり、友人たちとの関わりなどリアリティを描く。


後者は、抽象的な表現を通して「ケア」するモチベーションや

介護に限らない広い意味での「ケア」とは何かを考えさせられる。


相手が何を求めているか、あるいは求めていないのか

または本人が求めているとも気づかずにいることに、どう思い馳せるのか。

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